いす式階段昇降機設置の助成金
いす式階段昇降機は
助成金が適応される場合があります
いす式階段昇降機を設置して快適な生活を送りたいと思っても、高額製品のため、購入をしぶってしまうという方が多くいらっしゃると思います。実際に、「いす式階段昇降機の助成金はないのかしら?」というお問合せをいただくケースが増えてきています。残念ながら、いす式階段昇降機は、介護保険対象外の商品であるため、原則自費でご購入いただく商品になります。しかし、全国の自治体では、それぞれ独自に助成金を設けている場合があり、諸条件が適合すれば、補助が受けられる可能性があるのです。市区町村によって、助成制度の有無や条件、助成額など変わりますが一般的な助成金の流れをお伝えします。
東京23区の助成金一覧いす式階段昇降機設置の助成金の流れ
1助成金制度の確認
まず自分のお住いの市区町村で助成金の制度があるか調べる必要があります。ケアマネジャーへ相談か、階段昇降機を扱っている業者へ確認すると良いでしょう。
→ マイクロエレベーターの連絡先へ
2設置図面とお見積りの準備
助成金制度がある場合は、階段昇降機が設置できるか業者より図面とお見積りをとる必要があります。
一般的には現地調査→図面作成→お見積りは無料の業者が多いです。
→ マイクロエレベーターの連絡先へ
3最寄りの役所の高齢福祉課へ連絡
基本的にはご本人様もしくはご家族の方からのご連絡となります。相談窓口へいす式階段昇降機の設置検討の旨を伝え、調査依頼をします。必ず調査員がご自宅で調査をしますので日程を決めます。
※図面・お見積書の有無や設置業者をお伝えいただくとスムーズです。
4コーディネータの訪問
調査員が、対象者宅に訪問し、本人の状況や家屋の状況などを確認します。訪問後、助成金の対象になるか審査が行われます。ご本人の状態や、環境、設置内容をもとに助成金の判断がでます。
※設置予定業者の立ち合いも必要になる場合があります。
5助成金の決定
助成が受理されますと、対象者に決定通知書や給付助成券などが届きます。書類到着後、工事の着工に取り掛かります。
基本的には書類到着後に昇降機の製作に移れます。
6工事完了
工事完了後、調査員が完了確認にご自宅へお伺いします。問題がなければ完了手続きに移ります。
助成金はこんな方にオススメ
設置をしたいが予算がない方
一人暮らしの母の足が良くなく、いす式階段昇降機を検討しました。
母の家の階段はこの字に曲がっており、お見積りも正直高い金額でした。そこまでお金に余裕がなくあきらめかけていましたが、母が住む自治体には 助成金がでる可能性があることを教えていただきました。条件も合い、助成金が100万ほど出ることが決まり、設置することが出来ました。
障害者手帳をお持ちの方
息子が生まれつき歩行が困難で、階段はおんぶして上り下りしていました。しかし息子も成長していき、おんぶして上がることに危険を感じるようになりました。そこで階段昇降機を考えたのですが、息子は下肢1級をもっており、助成金の対象になることがわかりました。全額ではなかったですが、7割ほど助成金をいただくことができ、無事設置することが出来ました。おかげさまで毎日使用しています。
助成金を使用して階段昇降機を設置
私の住む地域は、階段昇降機を設置するにあたり助成金があると知りました。70歳の夫が病気で階段の上り下りが困難となり、階段昇降機を設置することにしました。我が家は1階が車庫で、2階に自宅があるため助成金の対象になりました。60万程の補助でしたが、とても助かりました。助成金がない地域のほうが多いと聞きましたので、運が良かったのだと思います。