今回のお宅は、1階が駐車場で2階が玄関のため、外出するためには必ず階段を上り下りしなければならない、というものでした。
階段は、屋外の曲がった階段でした。屋外直線機 楽ちん号KSBだと、1段上らなければならないため設置は却下になりました。そのため、屋外曲線機 楽ちん号KFBで提案しました。1階で通常のレール設計にしてしまうと、レールが邪魔になるため、レールを斜めで曲げた仕様にしました。本来は、180°曲げたいところでしたが、地面に水道メーターがあるため、十分に曲げることができませんでした。
2階はレールを180°曲げて、昇降機の保管スペースをつくりました。乗り降りスペースとしては狭いため、途中の水平箇所で降りてから、保管スペースへ移動してもらうという使用方法にしました。
大同工業株式会社の階段昇降機「KFB―R」という
屋外曲線階段専用の階段昇降機を設置させていただきました。
今日の現場階段は表面にタイルが敷いてあるコンクリートの階段でした。階段昇降機を階段にアンカーで固定する穴あけ作業ではタイルにヒビやかけてしまわない様に注意して穴あけしました。
取り付けが完了しお客様に乗っていただいた所、お客様は階段の上り下りするのに時間がかかって、一人では上り下りするのは不安な状況で階段昇降機のおかげで階段の上り下りが楽になって助かりましたと喜ばれておりました。