コラム

2016.10.17

施設へのいす式階段昇降機の設置

いす式階段昇降機は個人の住宅に設置することが多いのですが、施設への設置も行っております。
学校への設置も多く、在学生の中で足に障害を持った生徒様や心臓疾患のある生徒様の階段の昇り降りのためにいす式階段昇降機が設置されています。学校は1階~3階、4階と何階もある階段がほとんどなので、屋内曲線機を1本のレールで内回りを一番上の階まで設置するケースが多いです。最近では、神社や寺院への設置も増え、入り口から境内に続く長い階段に設置されたり、建物に入るまでの階段に設置されたりと、ご高齢の方や障害をお持ちの方が参拝する際にも考慮されています。また、多くの方がご利用されるクリニックでも設置されています。他にも老人ホームやデイサービスなどのご高齢の方がご利用される施設をはじめ、商業施設や百貨店など年齢問わず多くの方がご利用になる施設でも設置がされています。中には、ベビーカーをご利用になる方向けに設置されている施設もあります。施設では不特定多数の方がご利用になるので、管理されている方が付き添ったり補助をしていただいたりしてご利用していただく必要があります。
国ではバリアフリー法が制定され、ご高齢の方や障害をお持ちの方の移動等の円滑化の促進に伴い、いす式階段昇降機や段差解消機の設置も検討されるようになりました。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが行われるので、さらにバリアフリー化が懸念されることだと思います。それに伴い施設でのいす式階段昇降機・段差解消機の設置も増えていくことが考えられます。ご相談も承っておりますので、ご質問等ございましたらご連絡いただければと思います。

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