コラム

2017.06.09

いす式階段昇降機の直線機と曲線機の違い

いす式階段昇降機は、直線階段用の階段昇降機と曲線階段用の階段昇降機に分けることができます。直線機は下階から上階まで、一直線に上がる階段に設置ができます。曲線機は、途中で90度や180度に曲がっていたり、階段が分割になっていたりする階段に設置ができます。直線の階段でも途中に踊場がある場合や、上階や下階でレールを曲げて設置をする場合は、曲線機の対応になる場合があるので、注意する必要があります。階段の状況やご利用者様の使い勝手を考え、そのようにご提案させていただく可能性もございますので、一度現場調査をされることをおすすめします。

また、機種によって納期にも違いあります。直線機は1本のレールからできており、メーカーでもともと出来上がっているレールをご利用者様の階段に合わせてカットし、現場に運ばれます。レール自体はもともと出来上がっているので、納期も短く、1週間から10日ほどで自社工場に到着します。一方、曲線機は2本のレールからできており、現場の階段に合わせてオーダーメイドで作製されます。曲線階段は、全く同じ階段というのはなく、階段によって形状や寸法などが異なります。直線機とは違い、一からの作製になるため、納期は長く30日から40日ほどかかります。

工事はどちらの機種も1日で完了します。工事が終わった後、作業員から昇降機の使い方やご注意点などをお話しさせていただき、その日からご使用することができます。ご利用者様のご希望に沿って設置日も調整致しますので、お申し付けください。(古茂田)

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