コラム

2017.06.14

車椅子用階段昇降機の導入

車椅子用階段昇降機とは、車椅子に乗ったまま、階段を昇降することができる福祉機器です。

駅構内の階段や、エレベーターのない公共施設などで多く利用されています。

車椅子用階段昇降機の導入メリットは、車椅子ごと、階段を昇降できることです。

椅子式階段昇降機の場合、車椅子利用の方は、車椅子から昇降機への移乗が必要となりますので、介助者、利用者共に負担となってしまうことがあります。

 

車椅子用階段昇降機の導入に至った経緯として挙げられる事は、建築基準法の問題や、価格の問題でエレベーターの導入ができないといった理由が多くあります。既存の建物に後からエレベーターを設置しようとすると、建物が現在の法律に適合していないケース多く、既存不適格となり、エレベーターの設置認可がおりません。その為、エレベーターの導入を断念し、車椅子用階段昇降機を検討されるお客様がいらっしゃいます。

基本的には、建物の構造を変えることなく設置ができる為、エレベーターに比べ、車椅子用階段昇降機は設置の認可が下りやすくなっています。

最近では特に、商業施設、大学などでバリアフリーへ向けて車椅子用階段昇降機や、椅子式階段昇降機のお問い合わせが多くなっております。

マイクロエレベーターでは、御見積や設計図面作成など、できる限りのご協力をさせて頂いております。ご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。(岩﨑)

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