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18年前に設置した、いす式階段昇降機を買い替えしました

 18年前に、いす式階段昇降機を設置したお客様から、買い替えのご依頼をいただきました。買い替えをご検討された経緯は、修理部品がなくなってしまい、今後、弊社で修理対応ができないことをお伝えしたのが要因でした。毎日、階段昇降機を使用して、階段の上り下りをされており、階段昇降機が生活の一部になっているお客様でした。

 年2回の点検を実施しているため、部品の供給ができない点も早急にお伝えすることができ、スムーズに買い替えの運びとなりました。

 18年前に設置した、屋内のいす式階段昇降機は、初期モデルということもあり、レールの出幅が約25㎝、椅子を折りたたんだ時の出幅が約40㎝と、サイズが大きい昇降機でした。

 今回設置させていただいた、階段昇降機は屋内直線機「エスコートスリム」という機種です。「エスコートスリム」は2012年に発売され、コンパクトなサイズ感と、家具調のデザインを売りにしている製品です。

 買い替えの際には、既存の階段昇降機との違いをご説明しました。レールや昇降機の座面がコンパクトになるのは、階段のスペースが広くなり、利点が多いですが、デメリットもあります。デメリットは、座面が小さくなる分、今までの座り心地が変わる点です。長年ご愛用いただいた製品ですから、身体が慣れてしまっているという点があると思います。買い替えの際は、こちらが気がかりになります。

 工事は撤去と設置工事を同日で行います。撤去工事と設置工事が無事に終わり、お客様への取り扱い説明をさせていただきました。新しくなった階段昇降機をご覧になって「随分と小さくなったのね」と驚いておられました。また、階段昇降機に実際に乗っていただき、「前のものは、ガタガタうるさかったけど、静かになったわ」と喜んでいらっしゃいました。ご同居されているご家族も、階段が広く使えるようになったと、ご満足いただけたようです。

 階段昇降機を長年ご利用されているお客様にとって、階段昇降機の存在は、なくてはならないものになっています。これからも階段昇降機をご愛用いただき、怪我をせずに健康に過ごしていただきたいと思っています。(担当:鈴木)

 

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