コラム

2017.12.11

いす式階段昇降機のご提案方法

お客様からいす式階段昇降機を設置したいとご連絡をいただいた場合、まず営業がご自宅や施設に現場調査にお伺い致します。そして現場調査の結果から、後日、図面とお見積りを作成しどのように設置をするのか、どのように使うのかをご説明致します。成約に至ったら、メーカーに階段昇降機を発注し、階段昇降機がマイクロエレベーターのサービスセンターに納品されて、工事となります。直線機はメーカーに発注してから、約7日~10日、曲線機は約30日~40日で昇降機の作製が完了します。
 現場調査では、設置する階段の踏板、蹴上を一段一段計測し、階段幅や手すりの有無を確認します。また、下階や上階に扉や障害物がないかも確認します。昇降機が設置できるのか、昇降機を設置しても安全に乗れるかを判断するためです。階段の形状や階段回りの状況で、どの機種が適正かを判断致します。
 また、ご利用者様の身体状況や介助者様の有無によってもご提案方法が変わってきます。ご利用者様が麻痺をお持ちの場合、麻痺側と反対側に手元のスイッチを設けたり、上階での乗り降りもいす回転ではなく、レールを乗り上げた方がよいか検討したりと変わってきます。介助者様が付き添う場合は、付き添って昇降機を動かせるようにペンダントスイッチをオプションで付けるかどうかもご提案致します。
 現場調査では、昇降機が設置できるかだけでなくご利用者様が安全に乗り降りできるかを判断することが重要になってきます。せっかく設置をしても、ご利用者様が使いにくい、使えない等のトラブルを避けるためにもご利用者様、ご家族様とのヒアリングを大事にしています。
 現場調査は30分~1時間程度で終わりますので、設置を検討されている方は、お気軽にマイクロエレベーターまでご連絡ください。

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