コラム

2018.04.06

階段改修を伴ういす式階段昇降機の設置

階段改修をして階段昇降機を設置するケースがあります。
 それは、曲線階段を改修して直線機を設置するケースです。

 曲線機は直線機より、倍以上の価格になっており予算に合わないとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
 その場合、改修をして直線機が設置できる階段の場合は、改修をして設置をするご提案をさせていただくことがあります。

 様々なパターンがあるのですが、例えば90度に曲っていて、下の2、3段が分割になっている階段を改修するパターンがあります。

 改修内容としては、直線機を置いた時に一番下になる階段を1段分嵩上げして広くし、広いスペースで乗り降りができるようにするパターンが一つです。
 その場合、改修内容によって廊下側に1段、もしくは2段階段を作る必要があることと、昇降機が設置している階段を数段自力で上っていただく必要があります。
 そのため、廊下が狭く階段を新たに作るスペースがなかったり、下階に扉があったりする場合や、自力で階段を上れないという方がご利用になる場合は乗り降りが難しいご提案となっています。
 そのため、下階にスペースがあり、多少でも階段が上れる方や介助者の方がいらっしゃる方が対象になってしまいます。

 もう一つのパターンは、壁を壊して昇降機を設置するパターンです。
 曲がっている部分の正面の壁を壊して直線階段にしてしまうパターンです。
 その場合は、純粋に直線機を設置できますので、下階から昇降機に乗ることができます。
 ですが、壁ごと改修してしまうので、強度を保てるかどうか建築側とのお打合せが必要になります。

 どちらのケースも弊社とのお打合せだけではなく、建築側とのお打合せも必要になってきます。
 改修内容に間違いがないように、建築側とのお打合せの際は、立ち会うことも可能ですので、その際はお申し付けください。

 改修が可能かどうかは、一度現場調査をさせていただいてからの判断になってしまいます。
 お考えの場合はぜひお問い合わせください。
(担当:古茂田)

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