コラム

2018.09.04

介護の身体的負担と階段昇降機

 介護は、介護をする方の身体的にも精神的にも負担がかかることだと思います。高齢社会になっている本国では、年々、老老介護が増えており身体的負担はより大きくなっていきます。介護の中で体力を使う介護としては、ベットからの車いすへの移乗、トイレや入浴、階段の昇り降り等が挙げられます。中でも階段の昇り降りは、ご利用者様を支えながら、かつ自分も階段を踏み外さないようにと注意をしながら昇り降りをしなくてはならず、介護にも危険を伴います。そのような身体的負担を軽減させるためにも、階段昇降機の設置をおすすめします。
 階段昇降機は、いす型になっており階段に備え付けている昇降機です。いす型の昇降機に乗っていただければ、あとは昇降機の手元のボタンで操作するだけです。ボタンを押している間だけ動きますので、押し続けることで上階まで昇れたり、下階まで降れたりします。横向きに上昇し、上階に到着すると自動で止まり、手動でのいす回転またはレールを上階に乗り上げて乗り降りとなります。シートベルトも備えついているので安心です。足受けや駆動部に安全装置もついており、物が挟まった時は止まるような仕組みになっております。そのため、安全面も考慮されております。
 これまでは、体力を使って階段の昇り降りの介助をしていた方も階段昇降機を設置されることによって、介護の負担をひとつ軽減することが出来ます。ご利用者様のためだけでなく、介護される方のためにも、階段昇降機の設置を検討されてみてはいかがでしょうか。
(担当:古茂田)

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