新入社員が初めていす式階段昇降機に乗ってみたリアルな感想をご紹介します。
<いす式階段昇降機の速さ>
いす式階段昇降機の速さはカタログ表記で6m/分とあり、人の歩く速さを80m/分と考えるととても遅いように感じますが、実際に試乗するとゆっくり感じるものの、これ以上早いと怖さを感じるかもしれないなというような速さでした。
<いす式階段昇降機の操作性>
複雑な工程は一切無く、ボタン操作も力いらずで操作ができますので、高齢者の方や体に障害のある方でも安心して使用ができると思います。高齢者の方でも操作がわからなくなる、操作を間違ってしまうといったこともないように思います。
<デザイン>
福祉用具は地味なデザインのものが多いイメージでしたが、椅子が木目であったり、シートのカラーデザインが選べたりと福祉用具を選ぶこと=暗いというイメージではなく明るいイメージで購入できるような気がしました。
<居住性>
使用していない時はコンパクトに折りたたむことができ、また常設のレールも壁から10cm~13cm程度しか出ていない為、一緒に生活をされるご家族の方が不便に感じることもないように思いました。
<安全性>
体重が90kg近くある私ですが、動作に全く問題がなく、椅子の座り心地も窮屈に感じることもありませんでした。レールも壁ではなく階段にしっかり固定されているため、揺れることもなく安心して乗ることができました。
<懸念点>
曲線階段昇降機はバッテリー内蔵の為、停電時でも動作が可能というメリットがある一方、レール途中で階段昇降機を止めたままにしてしまうとバッテリーが上がって動作がしなくなってしまう可能性があります。メーカーの対策としてバッテリーが上がらないように、レール途中で階段昇降機を止めてしまうと警報音とともにバッテリー電源が落ちるようになっています。バッテリー電源を入れ直せば動くようになりますが、特にエラー表示などは無いため故障かもと不安になってしまうかもしれません。
マイクロエレベーター本社には、屋内直線機エスコートスリム・屋内曲線機楽ちん号KFW・屋外直線機楽ちん号KSCの3種類のデモ機が置いてあります。
いす式階段昇降機を検討されている方がいましたら、ぜひ一度どんな乗り心地なのか試してみてはいかがでしょうか。
(試乗は予約制になります!ぜひお気軽にご連絡ください。)
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