
2025年10月8日(水)〜10日(金)にかけて、「国際福祉機器展 HCR」が今年も開催されました。
HCRは、ハンドメイドの製品から、最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会です。
全体の入場者数は、3日間で計121,137名と、大盛況のうちに閉幕しました。

HCRでは、弊社でもお取り扱いのある段差解消機「チェーンウェイター」が出展されており、連日、ご来場者へのご説明を行いました!
チェーンウェイターとは、新型の段差解消機です。
大型の車いすやシルバーカーにも対応しており、積載荷重は300kgまで、揚程は4m以内です。
従来の段差解消機よりも重い荷重に耐えうる仕組みになっております。
見た目は一見ホームエレベーターのように見えますが、チェーンウェイターはリフトと囲いが一体型のため自立構造です。
また、特殊なチェーンを下から突き上げる構造となっております。チェーンは100万回以上の耐久試験をクリアしており、エレベーターのようにワイヤーのほつれや断線の恐れがありません。
さらに、吹き抜けスペースさえあれば、エレベーターのような大規模な建物改修が無いため、建築工事を抑えることが可能です!
また、新2号建築物であれば建築確認申請も不要です。(2階建・住戸内・500㎡未満)
チェーンウェイターのブースには、車いすをご利用のお客様、福祉機器販売会社の方、病院やリハビリテーション勤務の方、福祉系の学校に通われている学生の方など、幅広い層の方にお越しいただきました。
今回の出展での大きな特徴は「試乗可能」ということです。
遠くからでもわかる程、会場内で大きく構えたチェーンウェイターは、試乗可能のため多くの方に試乗していただきました。
試乗可能製品は屋内用の『Z1plus』でしたが、来年の春には、屋外用の外付け・防水・ピットレスの新製品『CHAIN WAITER-Z2』を発売予定です。
そのため、今後は屋内屋外問わず設置が可能になる予定です。
次回掲載予定のコラムでは、実際にチェーンウェイターの設置事例をご紹介いたします!
チェーンウェイターに少しでも興味を持たれた方は、ぜひそちらも合わせてご覧ください!
 
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