毎日使う階段は、年齢とともに「上り下りが大変だな……」と感じる場所になっていきがちです。
今回は、屋外直線いす式階段昇降機「KSC」を導入された、あるお客様のリアルな設置事例をご紹介します。現場の間取りから生まれた「あるジレンマ」を、見事なアイデアで解決したケースです。
「生活動線」をとるか、「足元の安全」をとるか
お客様の階段は、下から見て右側が自宅の壁、左側が道路(階段のすぐ横が道路)。そして階段を上りきった右側に玄関があるという配置でした。
上りきったあとの動きやすさを考えると、昇降機は絶対に「左側」につけたい状況です。
しかし、左側につけてしまうと、今度は1階の降り口でレールがせり出してしまいます。道路にまではみ出さないものの、敷地内の歩く動線上にレールが残るため、ご家族などが躓(つまず)く恐れがあり非常に危険でした。
「使いやすさ」をとるか、「足元の安全」をとるか。この二択に迫られた現場で大活躍したのが、オプションパーツでした。
「折りたたみレール」がすべての問題をクリア
このピンチを救ったのが、オプションパーツの「折りたたみレール」です。
文字通り、昇降機を使わないときは1階のレール先端をパタンと折りたためる仕組み。これにより、現場の課題がまたたく間に解決しました。
敷地内の限られたスペースであっても、賢いオプションパーツを選ぶことで、安全性も暮らしやすさも100点満点の設置が叶いました。
諦める前に「オプションパーツ」の相談を
階段昇降機の設置では、間取りや敷地の広さによって「ここに付けるのは難しいかも……」と諦めてしまいそうになるケースも少なくありません。
しかし、今回ご紹介した「折りたたみレール」のように、メーカーの便利なオプションを活用することで、課題をクリアできる可能性は十分にあります。
「うちの階段はちょっと特殊かも」とお悩みの方も、まずは一度、マイクロエレベーターへ理想の階段昇り降りを相談してみませんか?