コラム

2026.10.07

将来の自分のために、今できる住まいの工夫

今は何気なく使っているご自宅の階段も、これから先、暮らし方や身体の変化によっては、使いづらさを感じる場面が出てくるかもしれません。

毎日の生活で使う場所だからこそ、「今は大丈夫」ではなく、これからも安心して暮らせる環境について考えてみることが大切です。

例えば、階段に手すりを設置したり、足元に照明を付けてみたり、滑りにくい素材を取り入れたりすることで、「階段」をより安全に使うことができます。

こうしたバリアフリー対策は、将来の転倒リスクへの備えとしても役立ちます。

さらに、将来的に「階段の上り下りがつらい」「2階へ行くのが億劫になった」という場合には、「いす式階段昇降機」という選択肢があります。

「いす式階段昇降機」は、階段に沿ってレールを設置し、いすに座ったまま階段を昇り降りできる「福祉機器」です。

階段を自力で昇り降りする負担を抑えられるため、足腰に不安を感じる方や、高齢者の住まいのバリアフリー化にも活用されています。

また、階段の形状に合わせて設置できるタイプがあり、「直線階段」だけでなく、「曲線階段」に対応した「いす式階段昇降機」もあります。

さらに、「屋内用」だけでなく、玄関前などの外階段に設置できる「屋外用いす式階段昇降機」もあります。

「階段が使えなくなったら引っ越す」のではなく、今の住まいを自分の将来に合わせて変えていく。

いす式階段昇降機は、そのための一つの方法です。

将来、階段の上り下りに不安を感じてから対策を考えるのではなく、今のうちから「この家で長く暮らすために何ができるか」を考えてみることが、安心して暮らせる住まいづくりにつながります。