下半身麻痺の場合は、介助する方が必要になるケースが多いです。日常生活の中で一緒にいてくれる人がいらっしゃるかによっても階段昇降機を決定する上では重要になってきます。もしいらっしゃらない場合はご利用者様のことを考えて別な提案をさせていただくこともあります。
住居スペースが1階にあるか、2階にあるかによっても階段昇降機の設置の意義が変わってきます。たとえば、住居スペースが1階だった場合、問題はないのですが、2階だった場合は何度も昇り降りしなくてはならないため、特に車椅子を使用されている方は体の負担になってしまいます。
階段の乗降場所の幅が狭い場合、麻痺がある方にとっては乗り降りしずらい可能性があります。 乗り降りする場所を加味して、階段昇降機を設置する必要が出てくるので、入念な階段の調査が必要になってきます。