屋内曲線階段に「楽ちん号KFA」を設置しました。
コの字に曲がった階段で、中間が広い踊場になっています。内側をぐるりとレールを設置し、上階をいす回転でご提案しました。
屋内階段の形状がコの字の階段の場合、内回りにされるか外回りにされるかで、価格が変わってきます。外回りの場合、文字通り階段の外側に設置されるため、レールがその分長くなるため少々高くなります。内回りは外回りに比べると短い距離で設置ができるため、比較的安い価格に抑えることができます。
しかし、価格だけではなく、ご利用者様が使いやすい設置方法をご提案しております。両方の面でご利用者様がご納得いただける設置方法を選定していただけるようにフォローしております。
今回は大同工業製の「楽ちん号KFA」を設置しました。
設置場所は1階~3階と長さもあり、床もアンカーボルトが必要なため、設置順序を考えながら設置しました。
階段は計測担当が正確に計測をしていますが、どうしても階段の歪みや勾配が出てきます。
レールを支える支柱を、一本一本調整してレールを安定させます。
調整を間違えると途中からレールが浮いたり、規定の位置に付かなかったりします。
機械は今まで設置した機種と同じため、設置の方法は一緒でも、まったく同じ階段はなく調整力が問われてきます。
今回も問題なく設置ができ、胸を張ってお客様にご提供できました。