屋内直線階段に屋内直線機の「エスコートスリム」を設置しました。
下階は、階段が終わってすぐが通路になっており、レールやいす部分が出てしまうと、間口を塞いでしまい通行が出来なくなってしまいます。そのため、通常の設置ではなく折り畳みレールの仕様にして、昇降機を使わない時はレールやいす部分が階段から出ないようにご提案しました。
折り畳みレールの仕様は、直線機で対応が可能です。しかし、注意すべき点があります。折り畳みレールの部分は手動での上げ下げとなります。そのため、介助者の方がいらっしゃらないと使用は出来ません。また、多少の重さがあるため、レバーを握れる方、折り畳みレール部分を持てる力がある方でないと介助も難しくなってきます。
今回のいす式階段昇降機は国産である大同工業製の「エスコートスリム」を設置しました。
下側が廊下になっており、折り畳みレール仕様となっていました。
折り畳みレールは長さの調整が難しく、ご利用者様に少しでも使いやすく感じていただけるよう、ギリギリまで調整しました。設置終了後、お客様に動作確認をしていただきましたが、「難しくない」とおっしゃっていただいたので良かったです。
