屋内の曲線階段に、楽ちん号KF6を設置していただきました。
内回りに設置にしますと、下階でトイレのドアと昇降機がぶつかってしまうので、外回りの設置をおすすめしました。
外回りの場合でも、通常のまっすぐなレールで提案してしまうと、トイレの正面での乗り降りとなり、スペースが狭く乗り降りしにくいので、レールを180°曲げて、広いスペースでの乗り降りできるような設計で提案しました。
ご利用者様は体のふらつきがあるようなので、上階での乗り降り位置の提案は、時間をかけてお打合せをさせていただきました。本来、昇降機は85°の向きで回転しますが、そうしますと乗り降りスペースが狭くなるので、45°の向きで回転できるように、現場で微調整を行いました。45°回転に設定したので、乗り降りスペースも広く、立ち上がりの向きも、寝室方向に向いているので、スムーズに乗り降りできるようになっています。
大同工業株式会社の階段昇降機、楽ちん号「KF6A-R」という、屋内曲線階段専用の階段昇降機を設置させていただきました。
今日の現場は階段の外側にレールを設置するためレールが7本レールでした。作業スペースが広くて作業がしやすかった。
注意した点は階段がきれいな為作業する際道具を階段に置くときには必ず段ボールを下に敷いて作業しました。
お客様は電気工事屋さんに勤めていたそうで操作方法や仕組みをすぐ理解していただいて説明していて安心しました。
お客様によくできた機械だとほめていただきました。