1階~2階の階段に「屋外直線機 楽ちん号KSC」を設置いたしました。今回は、個人住宅ではなく集合住宅でのご設置をご希望でした。そのため、1階部分に居住者全員分の大きなポストがありました。
なるべくポストの移設を無しにできないか、いす本体がポスト前で停止する際に、ポストと頭が接触することなく設置できるかどうか設計者に確認の上、お客様にご提案いたしました。
また、今回設置した建物がある自治体では助成金制度を設けていました。そのためそちらを活用し、お客様の負担がかなり軽減して設置することができました。
助成金制度に関しては、取り入れている自治体と取り入れていない自治体がございます。
またそれぞれの自治体によって、対象者の条件と助成の限度額が異なります。
助成金を利用して階段昇降機の設置をご検討されている方は、まず一度弊社にご相談ください。
「楽ちん号KSC」を設置させていただきました。
今回は屋外製品になりますので、介助者が操作する呼び送りのスイッチに雨を避けるためのカバーを付けさせていただきました。(標準装備)
さらにいすを使わないときは、雨や風、砂埃等から階段昇降機を守るための保護カバーもお渡ししました。(標準装備)
また、今回のお客様は数年前に2階〜3階の階段にすでに階段昇降機を設置していただいておりました。以前設置した製品は屋内曲線機「楽ちん号KFW」です。
今回設置した屋外直線機「楽ちん号KSC」とは給電方式や、レールの出幅、いすの保管場所等、異なる箇所が多くあります。その違いを取り扱い説明時にはご丁寧にお伝えしました。