いす式階段昇降機は、ご家庭ごとに価格が異なるため、定価がない製品になります。
なぜ価格が異なるかというと、いす式階段昇降機は、「階段の長さや角度、形状」によって、価格が決定する製品だからです。
階段は同じように見えても、全く同じ形の階段は中々ありません。
直線階段の場合も、階段の段数や、一つ一つの段板の蹴上・踏み面は異なります。
例えば、他の段板よりも踏み面が広いところが一箇所でもあった場合、レールの角度を変えて、いす式階段昇降機を設置しなければなりません。その場合、いす式階段昇降機を固定する「架台」を通常の長さのものでなく、長さが選べる「特殊架台」というものを用いる必要があるのです。「特殊架台」はオプション品のため、何個使用するかによって、価格は異なります。
このように、直線階段であっても、いす式階段昇降機の価格が異なる場合があるのです。
曲線階段の場合は、それに加えて、階段の形状も様々あります。
曲がり角の数によって、レールを曲げる「曲げ加工費用」が追加されるのです。
また、乗り降り場所のスペースを確保するため、レールを90度や180度に「曲げ加工」を行う場合もあります。
階段の曲がり角の数だけではなく、乗り降りのしやすさを確保するため、上記のような「曲げ加工」を追加して、ご提案する場合があるのです。
お問合せで一番多い内容が、「いす式階段昇降機の価格はいくらするの？」というご質問です。お電話口では、一般的な階段の場合の目安金額しかお伝えができません。
弊社では、現場調査・図面作成・お見積書作成まで、無料で行っております。「金額が知りたい！」という場合は、現場調査を依頼することをおすすめします。
将来的な、いす式階段昇降機の設置をご検討の場合でも、現場調査のご依頼は大歓迎です！お気軽にマイクロエレベーターまでご連絡ください。
（担当：鈴木）
