
階段昇降機は、大きく分けて「いす式階段昇降機」と「車いす用階段昇降機」の2種類あります。
「いす式階段昇降機」は、階段上のレールに設置された椅子に座り階段を昇降する機械で、
「車いす用階段昇降機」は、車いすのまま乗り込み、階段を昇降する機械です。
今回はこの2種類のうち「いす式階段昇降機」についてご紹介したいと思います。
いす式階段昇降機は、階段が建物の中にあるのか外にあるのか、まっすぐなのか曲がるのかなど、設置する場所の環境や階段の形状によってご提案できる昇降機の種類が変わってきます。
そこで、大同工業製の「楽ちん号シリーズ」を例に、種類や操作方法をご説明します。
まず1つ目の製品は、屋内・直線階段用の「エスコートスリム」です。
エスコートスリムは、木製のいすです。どのような階段でもマッチするデザインになっており、木のぬくもりを感じられるので安心感があります。
また、いすを折り畳んだときの幅が25cmとコンパクトで、階段をより広く使用することが可能です。
肘掛けについているレバーを指先で操作することで、いすが上下します。
2つ目の製品は、屋外・直線階段用の「楽ちん号KSC」です。
KSCは、防水性・耐久性の高いビニールレザーを採用しているため、雨風にさらされても安心して使用できます。
肘掛けについている押しボタンスイッチを指で押して操作することでいすが上下します。
3つ目の製品は、屋内・曲線階段用の「楽ちん号KFW」です。
KFWは、屋内・直線階段用のエスコートスリム同様、木製のいすを用いた製品です。
直線階段、曲線階段、踊場のある階段など幅広く設置ができます。
階段をより広くお使いいただけるよう、標準のアルミ支柱に比べてレールを壁に寄せて設置できる鋼製支柱(オプション)を選ぶことができます。
肘掛けについているレバーを指先で操作することで、いすが上下します。
4つ目の製品は、屋外・曲線階段用の「楽ちん号KFB」です。
KFBは、なめらかな動きで昇降・曲がるため、優れた乗り心地です。
楽ちん号KFWと同じく、階段の形状を気にすることなく設置できます。
肘掛けについている押しボタンスイッチを指で押して操作することでいすが上下します。
文章を読んだだけでは分かりづらいこともあると思いますので、実際にどのように操作をするのか、乗り心地がどうなのかは、マイクロエレベーター本社にあるショールームで体感頂けたらと思います。
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