眼科医院にいす式階段昇降機を設置しました。
診察室が2階にあるため、高齢の方が階段の昇り降りに苦労されていたようです。定期診察の方も多くいらっしゃるようで、毎回従業員の方に手を借りて昇り降りされていたようです。昇り降りをお手伝いすることは問題ないのですが、お願いをする方が気を使われて、ご自身だけで無理をして昇り降りされることもあるそうです。
正直なところエレベーターが設置できれば全てが解決します。しかし個人病院などはスペースや予算が限られています。建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)の問題も出てきます。
そのような条件の中、階段昇降機は既存の階段に設置することができます。階段の床面にレールを固定して、レール上をいすが昇降します。屋内・屋外・まっすぐ階段・曲線階段など色々な階段に対応した機種を取り揃えております。
今回は眼科医院でしたが、歯科医院、接骨院、腎クリニック(透析専門)など多くの引き合いをいただいております。特に1階が駐車スペースで2階が診察室、1階に診察室で2階に治療室など状況は様々です。
ただしメリットだけではありません。いす式階段昇降機はイスに座って昇降します。車椅子ご利用者は車椅子から階段昇降機のイス部に移乗する必要があります。また、空の車椅子を誰かが上階まで運ばなければなりません。ですので、導入には設置が出来る出来ないだけでなく、運用まで考えて検討しないといけません。
階段昇降機を検討される際には、専門家でありますマイクロエレベーターまでご相談ください。