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2018.11.09

いす式階段昇降機「階段形状」や「屋内・屋外 設置」による価格の違い

いす式階段昇降機は、階段の形状や長さによって価格が異なるため、定価がない製品です。
「階段昇降機の価格はいくらぐらいするのですか?」というお問合せを頂くことが多いのですが、目安の金額のみのお伝えしかできません。
 直線階段の昇降機・曲線階段の昇降機は、構造自体が異なるため、価格帯が全く違う製品です。
 直線階段の昇降機は、真っすぐのレールをご家庭の長さに合わせてカットするため、一定のレール生産を行うことができます。
 しかし、曲線階段の昇降機は、作り置きができない「フルオーダー製作」となります。曲線階段は同じように見えても、階段の角度や長さ、形状がそれぞれのご家庭で異なります。そのため、階段を計測し、それに基づいた図面によって、昇降機のレール製作を行います。レール製作を一台一台行うため、コストがかかります。
 また、レールと昇降機の噛み合わせに問題がないか、出荷前に調整テストも実施します。機械によって大量製品ができないため、コストもかかりますが、製作期間も1カ月程かかる製品です。
 直線機と曲線機の価格帯の違いをお伝えしましたが、「屋内設置・屋外設置」でも価格は異なります。屋外に設置する階段昇降機は、「防滴・防水加工」が施されています。そのため、屋内階段の機種よりも、価格が3割ほど高くなります。価格は高額ですが、屋外の階段は、屋内よりも転倒リスクが高いため、階段昇降機を設置し、事故を未然に防ぐことをおすすめします。

 マイクロエレベーターでは、屋外への階段昇降機の設置や、多層階への設置も得意とします。「設置できるかどうか」、「金額はどれくらいなのか」とお悩みの際は、お気軽にご連絡ください。(鈴木)

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