コラム

2017.05.22

いす式階段昇降機の補助金(助成金)

いす式階段昇降機を設置して快適な生活を送りたいと思っても、高額製品のため、購入をしぶってしまうという方が多くいらっしゃると思います。

実際に、「いす式階段昇降機の補助金はないのかしら?」というお問合せをいただくケースが増えてきています。

残念ながら、いす式階段昇降機は、介護保険対象外の商品であるため、原則自費でご購入いただく商品になります。

しかし、全国の自治体では、それぞれ独自の助成金を設けており、諸条件が適合すれば、補助が受けられる可能性があるのです。

補助金の条件や金額は、各自治体により異なります。助成金をご検討の際は、各自治体の福祉課にお問い合わせ頂くか、マイクロエレベーターまでご相談ください。

 

次に一般的な助成金使用の流れについてご説明いたします。

以下が助成金決定までの流れになります。

①各自治台に補助金の相談・申請をする

申請先は、各自治台の福祉課です。ご本人様のお体の状況・いす式階段昇降機の図面や、お見積もり書を持参し、相談します。

②福祉課の職員による訪問調査を受ける

福祉課の職員が、施工業者と申請者宅を訪問し、ご利用者の身体状況や、家屋の状況を確認します。 ご本人様がご入院されている場合は、一時帰宅をしていただく必要があります。

③助成金決定・工事着工

訪問調査に基づき、各自治体が助成決定を行い、申請者に助成通知件を郵送します。

書類が到着後に工事を着工します。

④工事完了

工事完了後のお支払いとなります。

➄完了確認の調査

コーディネーターと福祉課の職員が完了検査の調査を行い、申請者は工事完了届に署名・捺印をして、完工となります。

 

自治体ごとに、補助金対象者の条件や金額、補助金使用の流れは異なります。

また、高齢者の方への助成金を設けていない自治体もあります。(障害者の方のみ対象)

階段昇降機は、決して安い買い物ではありません。

ご負担を減らすためにも、助成金が使用出来るか、一度確認してみる事をおすすめします。

お困りの際は、マイクロエレベーターへご連絡下さい。