いす式階段昇降機を必要とされているご利用者様の中には、身体にお困りの症状をお持ちの方が多くいらっしゃいます。それぞれの症状に合わせていす式階段昇降機の選定や、設置方法をご提案致します。
麻痺をお持ちの方の場合、手足の右左どちらに症状があるのかで昇降機の選定や設置方法が変わってきます。
手に麻痺がある場合、手元の操作ボタンに影響してきます。昇降機には、上下に昇り降りするための操作ボタンが手元についています。階段の右に設置するか、左に設置するかで手元左右のどちら側に操作ボタンがついているのかが変わってくるため、どちら側に付けた方が良いかを確認する必要があります。両手に麻痺をお持ちの場合は、手元ボタンでの操作が出来るのか、介助者の方が付き添ってくださるのかも設置前に確認が必要です。
足に麻痺がある場合、まずは座位を保てるのかが重要になってきます。また、直線機は上階でいす回転をしての乗り降りとなります。座面の横についているレバーを引き、足に少し力を入れてくるりと回転していただくようになります。介助者の方が付き添っていただければ問題ないのですが、ご自分で操作となると注意が必要です。場合によっては、曲線機で対応をして上階までレールを乗り上げ、いす回転の乗り降りにならないような設置方法をご提案することもあります。
設置後に使えない、使いづらい等のトラブルを避けるためにも、お打合せが重要になってきます。麻痺以外の症状をお持ちの場合でも、ご利用者様が使いやすく安全に昇り降りができるようにご提案をしていきます。不明な点や不安な点は遠慮なく担当者にご相談いただければと思います。快適な生活ができるように努めていきます。
(担当:古茂田)
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