
今回ご紹介するのは、都内にお住まいのご高齢者のお宅に、屋外用のいす式階段昇降機「楽ちん号KFB」を設置させていただいた事例です。
ご自宅は玄関が2階にある間取りで、ご本人様が外出するには必ず階段を上り下りしなければなりません。以前は、足腰の不調がある中で一人で階段を使うのがとても大変で、体調がすぐれない日は娘様に声をかけて付き添ってもらう必要がありました。しかし、娘様もお仕事や家事で忙しく、毎回付き添うのは難しい状況でした。お母様ご自身も「申し訳ないな…」と心苦しく感じていたそうです。
そんな中、少しでも安心して外出できるようにと、いす式階段昇降機の導入をご検討いただきました。設置後は、「ボタンひとつで動くから簡単ね」※①「揺れも少なくて怖くない」と、すぐに使いこなしてくださり、今では近くの病院や集会所に行く際に毎回ご利用いただいているようです。

「娘に頼らずに自分で外に出られるようになって、気持ちがすごく楽になったの」と、笑顔でお話しされる姿がとても印象的でした。
ご本人様の自立を支えるだけでなく、ご家族の精神的な負担も軽減され、家族みんなが安心できる環境づくりにつながったと感じています。
いす式階段昇降機は決して安価な製品ではありませんが、日々の暮らしの中で「自分らしく過ごせる時間」を増やすための大切な一台です。今回のように、住まいの構造やご本人様の状況に合わせて今後の暮らしをよりよくできればと思います。
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