コラム

2018.08.08

バリアフリー法と車いす用段差解消機

車いす用段差解消機「タスカルりふと」の設置をしました。
 今回は、マンションのエントランス部に設置をさせて頂きました。
 1階が高齢者向けの事業店舗となっており、入口までの段差を解消する目的もありますが、今回は東京都のバリアフリー条例に該当する建築物であった為、導入の計画に至りました。

 バリアフリー法とは、高齢者・障害者の方の移動を円滑に行なえる事を目的とした条例になります。

 バリアフリー法では、階段を昇る必要がある場合は、原則エレベーターの設置が必要になっておりますが、既存の建築物の場合、エレベーターが設置されていないケースが多くあります。
 また、50㎝程度の段差などであればエレベーターの設置は困難になりますので、段差解消機を設置し、対応することがあります。
 エレベーターのない建築物に関しては、後からエレベーターを設置する場合と、建築基準法上、どうしても設置ができない場合とがあります。

 その際に代替できる機種として、「車いす用階段昇降機」があります。
 車いす用階段昇降機は、バリアフリー法でも認められている機種ですので、対応が可能です。

 車いす用階段昇降機は、様々な形状の階段に設置が可能ですので、1つの検討材料になるかと思います。

 段差解消に関するご質問などは、マイクロエレベーターまで、お気軽にお問い合わせください。(担当:岩﨑)

その他のコラム