コラム

2018.05.07

介護を目的としたリフト

マイクロエレベーターで取り扱っている介護用のリフトは、大きく分けて4種類あります。
 「いす式階段昇降機」「車いす用階段昇降機」「車いす用段差解消機」「天井走行用リフト」に分けられます。

 「いす式階段昇降機」は、階段に沿って設置されるいす型のリフトで階段を横向きで走行します。
 昇降機の中ではコンパクトなつくりのため設置がしやすく、直線機に関しては納期が早い点がメリットです。
 ご利用者様が車いすの場合は、乗り換える必要があるため、介助者がいることが前提となります。一般家庭や施設など幅広く設置実績があります。

 「車いす用階段昇降機」は、階段に沿って設置され、車いすごと階段を昇り降りできるリフトです。
 本体自体がいす式階段昇降機よりも大きいため、広い階段幅が必要になります。
 そのため、一般家庭よりも施設等で設置されることが多い機種です。

 「車いす用段差解消機」は、車いすごと真上に上がる垂直型の段差解消機になります。
 階をまたいでの設置が出来ないため、建物の1階~2階での設置というよりは、玄関や掃出し窓、カーポート等の段差を解消するための設置が主になります。
 施設はもちろん、一般家庭でも設置されます。

 「天井走行用リフト」は、天井にレールを這わせてそこに本体を釣り下げて設置し、ポールを立てて固定をさせます。
 部屋から部屋への移動、ベッドから車いすへの移乗、浴室での入浴時等の用途で用いられます。
 大規模な工事もなく、介護シーンに合わせて自由自在に設置ができる点がメリットです。

 いす式階段昇降機、車いす用階段昇降機、車いす用段差解消機は、屋内外の階段、直線階段、曲線階段で対応ができます。
 どの機種も設置ができるかどうか、具体的な価格等は、現場調査をさせていただいてからの判断になります。
 ご興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
(担当:古茂田)

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