コラム

在宅介護の問題点(階段での介助方法)

近年はコロナウィルスの影響で、病院や施設に入所できず、在宅介護を行う方々が増えています。在宅介護の問題点は様々ありますが、その一つが、階段昇降の介助です。

個人住宅の場合、玄関先までに屋外の階段があり、外出時には階段介助が必要となるケースがあります。また、2階に生活の拠点があった場合も同様に、階段昇降の介助が必要です。

階段昇降をご家族のみで介助する場合、ご本人様のお身体を支えて昇降の補助を行ったり、おぶって昇降するケースもあるようです。

ご家族が自力で介助する際に、介助者本人が身体を痛めてしまうことや、予期せぬ事故につながる可能性もあります。

それを防ぐために、「介護タクシー」を利用することや、「福祉用具」を設置することをおすすめします。

介護タクシーは、一般的なタクシーと同じように、「距離+時間」で費用が加算されます。

階段昇降の介助を希望する場合は、「介助料」。更に用品(車いすやストレッチャー等)を利用する場合は「機器使用料」がかかることが一般的です。また、事前に予約が必要となります。

介護タクシーは、外出の機会が少ない方や、予め外出する日程が決定している方に、おすすめできる内容です。しかし、事前予約が必要な点において、気軽に外出を希望される場合や、予期せぬ通院には不向きな部分があります。

そういった際におすすめなのが、「いす式階段昇降機」です。

いす式階段昇降機は、いすに座ったまま階段を昇降できる「福祉機器」です。

据付はいたって簡単です。階段の床面にレールを支える支柱を固定するため、壁の強度がない場合や、壁が無い吹き抜けの住宅にも取り付けが可能です。

また、「屋外・屋内」問わず設置することができます

階段の形状は「まっすぐな階段、曲がった階段」どちらにも対応できます

実際に取り付け可能かどうかは、専門員が訪問し、階段の計測が必要です

多層階にも設置することができますので、学校やその他施設への導入も多くの実績がございます。

いす式階段昇降機は、簡単な操作方法のため、お一人で使用し日常的に利用する方が多くいらっしゃいます。

介助者の負担軽減につながり、ご本人様の気軽な外出を実現できる「いす式階段昇降機」にご興味がある方は、当社マイクロエレベーターまでお気軽にお問合せください。

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