コラム

2018.04.09

家庭用エレベーターの補助金制度

家庭用エレベーターと思い浮かべると、一般的にホームエレベーターをイメージすると思います。
 ホームエレベーターは、一般のエレベーターと同じく家の中でかごに乗り、各階を上下する昇降機です。

 一般の方が乗る以外にも車椅子の方や荷物を乗せることが出来ます。
 そこが最大のメリットだと思います。
 しかし既存のご自宅に設置する際には、法基準をクリアする必要性や大規模な改修工事が伴ってきます。
 最近はご予算や大規模な改修が出来ない場合、いす式階段昇降機を設置するご自宅が多くなってきております。
 いす式階段昇降機は、階段にレールを設置してイスに座ったまま階段を昇れる昇降機です。
 まっすぐな階段以外にも、曲がった階段や屋外の階段にも設置が可能です。

 いす式階段昇降機もエレベーターと同じく、昇降機の部類に含まれます。
 設置価格は階段形状や長さによっても変わりますが、1~2階設置の屋内直線階段で65万円~ 屋内曲線階段で150万円~ が目安となります。
 ※現場によって変動します

 また、いす式階段昇降機は介護保険の対象外ですが、市区町村によって助成金(補助金)が設けられていることがあります。
 東京都のある区では、1,300,000円程出た事例もあります。
 もちろん条件や負担する部分もあるため、設置検討の際には業者に確認することをお勧めします。

 ご自宅の2階3階への上り下りに負担を感じるようになったとき、様々な家庭用エレベーターがありますので、ぜひお問い合わせしてみてください。
(担当:山城)