昇降機とは、一般的にエレベーターとも言われ、人や荷物を載せて垂直または斜め・水平に移動させる装置のことを指しています。
エレベーターと言われると、ビルやマンションなどに設置されている箱型で複数に人が乗れるものをまず思い浮かべますが、エレベーターの中でもいくつか分類されます。
段差解消機やいす式階段昇降機もエレベーターの一種です。
段差解消機は、車いすに乗ったまま使用するエレベーターとされています。
その中でも昇降行程が4m以下のものは「鉛直型段差解消機」と呼ばれ、階段及び傾斜路に沿って昇降するものを「斜行型段差解消機」と呼ばれています。
マイクロエレベーターが取り扱っている商品で言いますと、鉛直型段差解消機はシンテックス製の「タスカルりふと」、斜行型段差解消機はオットーリフト製の「オメガ」、ビーシーリフト製の「BCリフト」を指しています。
いす式階段昇降機は、階段及び傾斜路に沿って1人の方がいすに座った状態で昇降するエレベーターとされています。
マイクロエレベーターの取り扱っている商品では、大同工業製の「楽ちん号」「エスコートスリム」、シンテックス製の「タスカル」を指しています。
いすの肘掛け部分に操作ボタンが設けられており、押し続けている間だけ運転し、ご利用者様が操作ボタンを放すとすぐに運転を停止する構造になっています。
足受けの周りや駆動部に安全装置が付いているので、物が挟まってしまっても止まる仕組みになっており、安心です。
段差解消機やいす式階段昇降機は、一般のエレベーター同様、設置する際には確認申請が必要な商品です。
そもそも確認申請はどういったものか、申請の仕方はどうなのか、などもご説明させていただきますので、設置を検討されている場合はぜひご連絡ください。
(担当:古茂田)