車いすをご利用になられている方におすすめしている昇降機には、段差解消機と車いす用階段昇降機があります。 いす式階段昇降機になると、車いすからの移乗が必要になります。昇降機の座面の高さと車椅子の座面の高さは、約10cmほど差が出てきてしまい、ご利用者様や介助する方の負担が大きくなってしまいます。一方、車いすごと乗れる段差解消機や車いす用階段昇降機の方が体への負担は小さくなります。
段差解消機は垂直に上がる昇降機です。一方、車いす用階段昇降機は斜行型と言って、階段に沿って上がる昇降機です。駅などで見られる階段に沿って上がるリフトは車いす用階段昇降機と呼ばれます。
段差解消機と車いす用階段昇降機、どちらにもメリットやデメリットがあります。価格面でも大きく差がでてきます。段差解消機は、高さ(mm)×10,000円と言われており、高さが1mの場合は、およそ1,000,000円となります。もちろん、現場の状況やオプションの数によって価格は異なりますので、それ以上かかる場合もあります。一方、車いす用階段昇降機は6,000,000円以上となっています。
また、工事面でも違いがあります。段差解消機となると、垂直に上がるためのスペースが必要になります。場合によっては、改修工事なども必要になってしまい、個人住宅に設置となると手間も費用もよりかかってしまうケースもあります。車いす用階段昇降機は、既存の階段に合わせて設置することができますので、改修工事は基本的には不要になります。
どちらの場合も、現場の状況やご利用者様の状況によっても設置可能かどうかが変わりますので、現場調査やヒアリングが必要になります。検討段階であってもご相談には無料で応じます。ご興味をお持ちの方はぜひマイクロエレベーターにお問い合わせください。
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