コラム

2018.06.01

車椅子用階段昇降機とは

階段昇降機の中は、車椅子ごと昇降機に乗り、階段に沿って昇り降りをする昇降機があり、この昇降機を車椅子用階段昇降機と言います。
 車椅子ごと乗れる昇降機なので、椅子式階段昇降機よりも階段幅や乗り降りするスペースが必要となります。
 昇降機のプラットフォームは何種類かあり、車椅子に合わせた大きさをご準備できます。
 プラットフォームの大きさにもよるのですが、大きさが幅800mm程度、長さが800~1300mmとなるため、最低でも1000mm~1500mmの階段幅が必要になります。
 より広い階段幅が必要なため、個人住宅よりは施設での設置例が多い機種になります。

 椅子式階段昇降機と違って、車椅子から昇降機への移乗が不要で、車椅子に乗ったまま昇降機をご使用いただくことができます。
 そのため、ご利用者様の介助される方も、身体的負担が小さくて済み、楽に階段の昇り降りができる点がメリットです。

 椅子式階段昇降機同様、折り畳むことも可能です。
 折り畳んだ時の寸法は、壁から約350mm程度ですので、折り畳んで保管されることをおすすめします。
 折り畳んで保管されると通行の妨げにもならず、歩行で階段を使用される方も安全に階段を昇り降りできます。

 施設の場合、不特定多数の方が使用されることもあり、確認申請の提出が必須になります。
 書類の作成や役所との打ち合わせなどは、お客様ご自身では難しいため、営業が合わせてご対応させていただきます。

 車椅子用階段昇降機をご検討されている方は、屋内、屋外に関わらず、ぜひ一度お問い合わせください。
(担当:古茂田)

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