車椅子用階段昇降機とは、車椅子利用者が車椅子に座ったまま、階段を昇り降りする為の、福祉機器になります。
車椅子用階段昇降機の設置方法としては、大きく分けて2種類あります。
1つは、階段床面(踏板)に支柱を固定し、レールを取り付けていく方法です。床面への固定であれば、既存の建物にも後付けにて設置が可能となります。
もう1つは、壁付けと言い、壁にブラケットと言われる金具を設置し、レールを取り付けていく方法です。
壁付けでの設置の場合、階段の壁の高さや、強度が必要となります。既存の建物の場合、壁の強度が弱く、設置できないケースがあります。但し、壁付け設置の方が、支柱が不要な分、壁からのレール出幅が少なく済み、階段を広く残す事ができます。
新築時に車椅子用階段昇降機を設置する場合は、建築設計時に壁の強度を強くして頂くようにご提案をしています。
また、車椅子用階段昇降機のレール出幅に関しては、階段の形状によって大きく異なってきます。直線階段に比べ、曲線階段(コの字階段、90度曲線階段、中間踊場階段)はレール出幅が大きくなります。
直線階段用と曲線階段用の2種類の機種があり、階段形状によっては、10cm以上の差が出る場合も御座います。
車椅子用階段昇降機を設置計画の場合は、上記の事を踏まえて設計して頂けるようご提案しております。
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