階段昇降機の設置では、直線型と曲線型のどちらを設置すれば介護を必要とする利用と補助する人が使いやすいかを考慮することが重要になります。
階段昇降機の導入を決定する際に、もっとも懸念するポイントはその費用です。出来るだけトータル費用を抑えて階段昇降機を導入しようとうすると、直線型の階段昇降機が検討されます。直線型の階段昇降機はレールの形状が直線構造であり、また取付けもシンプルになるためトータル的なコストが曲線型に比べて半分以下で済みます。
トータルコストだけを考えると、曲線型よりも直線型の階段昇降機の方が高くなるのは間違いありません。しかし、階段昇降機はレールを登りきった頂上部で介護者が乗り降りをします。そのため、階段を上りきった場所のスペースがない場合は、直線型よりも曲線型の方が安心して使うことができます。上記のような導線にすることで、広いスペースで乗り降りができるようにできます。
福祉介護機器である階段昇降機は製品本体の選定以上に、設置現場のスペースや階段形状を考慮して設計する必要があります。階段昇降機を取付ける場合、トータルコストを第一に優先するのではなく、直線型と曲線型のどちらを設置すれば介護を必要とする利用と補助する人が使いやすいかを十分に踏まえることが重要になります。
階段昇降機を設計段階で設置していくポイントを設計する段階の視点と実際に設置した際の視点でまとめております。特に住宅の設計士様などにオススメな資料です。
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