コラム

2017.04.17

椅子式階段昇降機の確認申請から設置の流れ

「確認申請」とは建築に関わる分野では必ず耳にする言葉です。そもそも確認申請とは何なのか、一般的には知られていないのが現状です。

「確認申請」とは、建築主は建築物(建築設備)を建築(設置)しようとする場合、その工事に着手する前に、計画が建築基準法に適合するものであることについて、申請を行い、建築主事または指定の確認検査機関の確認を受け、建築確認済証の交付を受けなければなりません。

簡単に説明すると、①建物を建てます→②建物の計画を提出(確認申請)→③強度や意匠など問題ないかチェック→④建物を建てても良いです(確認済証発行)→⑤着工 といった流れです。

椅子式階段昇降機は「建築設備」の扱いになりますので、建築物と同じく、「確認申請」が必要となります。

椅子式階段昇降機ですが、チェック項目が何点かあります。

  • 建物の強度は問題ないか ②設置する階段の幅は確保できているか ③設置する椅子式階段昇降機は安全基準を満たしているか(例:型式適合認定取得)

 

椅子式階段昇降機は人が乗って操作する昇降機となります。エレベーターや車のように安全が求められます。きちんとした手順で、安心・安全に使用するには確認申請が大事な役割となっていきます。

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