
いす式階段昇降機は、設置する環境・階段の形状・階段周りの状況・身体状態などから総合的に判断し、設置する機種や最適な設置方法をご提案します。
今回のコラムでは、階段のある環境・階段の形状・階段周りの状況を例に、どのようなところを確認するのかをご紹介いたします。
【設置する階段の環境】
設置したい階段が、屋内・屋外どちらにあるかで選定機種が変わります。半屋外(屋根がついている)にある階段の場合、雨風にあたるならば屋外機での対応になります。屋内階段用のいす式階段昇降機の機種は、エスコートスリム・楽ちん号KFW、屋外階段用のいす式階段昇降機の機種は、楽ちん号KSC・楽ちん号KFBです。
【階段の形状】
設置したい階段が、曲がり部分や踊り場のない真っ直ぐな階段(いわゆる鉄砲階段)の場合は、直線機での対応になります。一カ所でも曲がり部分があったり、真っ直ぐであっても途中に踊場のある階段の場合や、レールを上階に乗り上げて乗り降りしたい場合には、曲線機での対応になります。直線階段用のいす式階段昇降機の機種は、エスコートスリム・楽ちん号KSC、曲線階段用のいす式階段用のいす式階段昇降機の機種は、楽ちん号KFW・楽ちん号KFBです。
【階段周りの状況】
手摺のついている位置や、梁・ささらなどの有無、下階や上階に扉や棚などがないか等を確認し、設置方法によっては移設や撤去などの改修をし、いす式階段昇降機を設置します。
お持ちの建築図面からの図面作成・お見積りをすることもできますが、現場調査を行うことでより正確・最適な機種のご提案をすることができます。(設置前には現場での計測が必須です)
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