階段昇降機は、法律上エレベーターやエスカレーターと同じ”建築設備”にあたります。
そのため、階段昇降機を設置する際には、建物の増改築などの工事と同様、『確認申請』が原則必要となります。
今回のコラムでは、階段昇降機の設置にあたって必要な『確認申請』についてご紹介いたします。
まず『確認申請』とは何か、簡単にご説明いたします。
『確認申請』・・・階段昇降機設置工事を着手する前に、特定行政庁または確認検査機関に、設計図書の提出をし、確認を受けた上で、建物の“確認済証”の交付を受けること。
『確認申請』では、主に以下をチェックされます。
◆建物の状況
◆建物の構造
◆階段幅(建築基準法上、必要な幅がとれているのか)
『確認申請』を受けるには、大前提として、確認済証(義務、ないと違法建築)と検査済証(義務)が必要です。
階段昇降機を設置するにあたり原則必要な『確認申請』ですが、4号建築物※に該当する既存の建物の場合は、除外されます。(新築の場合は、階段昇降機の設置に関わらず『確認申請』の対象です)
※4号建築物とは・・・木造二階建て、延べ面積が500㎡以下の建物。
マイクロエレベーターでは、階段昇降機の設置から申請関係のご相談まで受け付けております。
専門的な知識をもった販売員が複数在籍しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
階段の昇降に不便を感じ、いす式階段昇降機の設置を検討される方の中には、費用の負担が大きいため導入を躊躇されるケースも少なくありません。しかし、各自治体によっては...
令和7年4月1日、国土交通省より、「安全上支障がないエレベーターに係る建築確認等の適用除外」が告示されました。 【告示内容】木造・非木造を問わず、一戸建て住宅や...
平成18年12月20日、ハートビル法と交通バリアフリー法を統合・拡充した「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(通称「バリアフリー法」)が施行さ...
椅子式階段昇降機を設置するには、確認申請が必要となります。 そもそも確認申請とは何かわからないことが多いと思います。 まず、椅子式階段昇降機は「エレベーター」や...
「確認申請」とは建築に関わる分野では必ず耳にする言葉です。そもそも確認申請とは何なのか、一般的には知られていないのが現状です。 「確認申請」とは、建築主は建築物...