曲り階段に階段昇降機を設置する場合、外周りか内周りを選定・設計することになります。
階段昇降機を導入する際に、その費用の大きな割合を占めるのがレール自体の費用になります。いかにレールの長さを直線にまた、距離自体を短くするかがトータル費用を削減する大きなポイントになるため、階段の外回りにレールを設置する際には全体の費用が高くなる傾向にあります。階段の形状に問題がない場合は、外回りの設置はコスト高になってしまいます。
曲線型の階段昇降機を取付けるためには、階段昇降機のレールのRによってその可否が決定されます。階段が上記のような円を描くような形状の場合、レールの全長ができるだけ短くするできる内周りを選択することでトータルコストを抑えることができます。(曲線型のレールの製作費が高くなるのは、その形状が様々であるため、都度オーダーメイドでの製作になるため)
円を描く形状の階段に階段昇降機を設置する場合、外周りか内周りを選定・設計することになります。外周りでは階段のRに比較的左右されることなく、階段昇降機を取付けることができますが、トータルコストが高くなります。内周りではトータルコストは安くおさえることができますが、階段のRがあることが条件となります。
階段昇降機を設計段階で設置していくポイントを設計する段階の視点と実際に設置した際の視点でまとめております。特に住宅の設計士様などにオススメな資料です。
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