直線型・曲線型の階段昇降機の選定は、住宅のレイアウト全体を踏まえた上で設置方法を検討することが必要です。
階段昇降機は直線型と曲線型があります。階段昇降機を取付けるためにかかる費用(階段昇降機本体・取付けレール、施工費用等々の合計)は一般的に曲線型は直線型の2~3倍の価格となってしまいます。もともとの住宅のレイアウトに沿って、曲線型階段昇降機を取り付けるよりも、階段自体を改修して直線型の階段昇降機を取付ける方が安くなる場合があります。
住宅のもともとのレイアウトにとらわれずに階段昇降機の設置を考えることも必要です。そうすることで、階段昇降機を導入する費用(階段昇降機本体・取付けレール、施工費用等々の合計)のトータルコストダウン、取り付けた後の居住空間のスペースの確保、耐久性やメンテナンス性を向上させることが可能となります。
階段昇降機の取付けは単なる介護福祉機器を設置することではなく、住宅の生活スタイルの提案となんら変わりません。そのため、直線型・曲線型の階段昇降機の選定は、住宅のレイアウト全体を踏まえた上で設置方法を検討することが必要です。ご利用者様が安全に階段の昇り降りをできるようにすることが一番の目的ですが、階段昇降機を設置したことによって、介助者様や他のご家族様や階段を利用しづらくなったり、廊下や扉を車椅子で通れなくなったりなどの影響が出ないような設計にすることが重要です。
階段昇降機を設計段階で設置していくポイントを設計する段階の視点と実際に設置した際の視点でまとめております。特に住宅の設計士様などにオススメな資料です。
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