いす式階段昇降機の設置方法は、階段の踏面(床面)にレールを固定していきます。
直線階段用の機械の場合、階段の2~3段に1箇所、ブラケットと呼ばれる固定用の金具を設置します。その上にレールを固定します。
曲線階段用の機械の場合は、レール取り付け用の支柱を階段上に固定していきます。
直線階段用のレールは、真っ直ぐな1本のレールとなり、曲線階段用のレールは、手摺のような2本のパイプレールとなりますので、見た目も大きく違ってきます。
固定方法は階段の材質により異なり、木階段の場合、木ネジでの固定、コンクリート階段ではアンカーを打ち込む固定となり、現場に合わせた施工方法となります。
よく壁に固定をするイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、現在の機種は全て床面固定となっています。
いす式階段昇降機のレールの設置が完了したら、いす本体をレールにはめ込みます。
いす本体の動作を確認し、細かい調整をして完了となります。
マイクロエレベーターでは、予め自社センターにていす式階段昇降機の組立や調整を行い、お客様宅での作業時間をできるだけ短くできるよう取り組んでいます。お客様の工事の立会などの負担をできるだけ軽減したいという思いで工事をさせて頂いています。
取り付けには、いす式階段昇降機設置専門の職人が担当し、安全・安心をモットーに作業しております。