斜行型段差解消機をご存知ですか?
斜行型段差解消機とは階段に沿って、車椅子ごと運べる福祉機器です。一般的には「車いす用階段昇降機」と言われております。
この車いす用階段昇降機ですが、駅や商業施設、個人住宅にも導入がされており、階段の形状にあわせて今の階段に後付けで取り付けることができる製品となっております。
今回は製品の特長や説明ではなく、取り付け方について説明していきたいと思います。
実は今までの車いす用階段昇降機は取り付け(取り付ける職人)が大変でした。
車椅子用階段昇降機は、階段に支柱を立て、その支柱にレールを取付けてレールに沿って乗場が動く構造です。
その支柱は一本一本、職人が寸法を出し、位置を調整して、計算をしながら固定していく必要があり、職人の「経験」によって取付け時間が大きく変わっていました。場合によってはガタつきや乗り心地の違いなど出ているのが現状です。
しかし、近年は進化をしており、車いす用階段昇降機「ストラトス」は先に支柱を固定する必要がなく、支柱とレールが一体化した物を階段に並べて置いていき、上から繋いで最後に固定する設置工程の製品です。
調整が大幅に簡単になり、より良い提供ができるようになりました。
一般的には違いがわかりにくいですが、現場での設置日数も少なくなり、費用も下げることに繋がっております。
日々、製品も進化をしておりますので、ご検討の際にはご連絡をいただけますと幸いです。