いす式階段昇降機は、「エレベーター」に比べ価格が安価で、「車いす用階段昇降機」より階段幅を必要としないので、高齢や障害による階段の昇り降りの不自由さを解消するためにご自宅に設置する方が増えてきています。
元々は福祉先進国のヨーロッパで開発された福祉機器のため、以前は比較的階段幅の広いご家庭でしかいす式階段昇降機を設置することができませんでした。海外の住宅は日本に比べて広めであることと、体格の大きな方が使うことが前提に設計されていたからです。
しかし、現在では、国内メーカーが作る「日本で作られた、日本人のための、日本家屋に合ういす式階段昇降機」が普及してきています。高い技術力と機能性が確保されたメイドインジャパンの品質で、海外と比べて比較的小さな日本人の体形と狭い階段幅に合わせた設計が人気の理由です。
設置条件としては、一般的に、直線階段であれば階段幅が75cm以上、曲線階段であれば階段幅が80cm以上あれば取付けられる場合がほとんどです。上記に満たなくても、階段の形状、手摺や身体状況によりいす式階段昇降機が設置可能となるケースもあります。また、階段を下りて下階がT字の廊下の場合は椅子の置き場所に注意する必要があります。
階段幅の測り方は単に壁から向かいの壁という訳にはいかず、含んでいいものといけないものとが細かく定められています。その為、自宅の階段にいす式階段昇降機が設置できるかどうかを判断するのは素人にはなかなか難しいです。
東京都足立区の株式会社マイクロエレベーターでは、お電話やインターネットからのお問い合わせを受けた場合、専門のスタッフがすぐに現地調査に伺うことが可能です。資料請求・現地調査・お見積もりには費用が一切発生しません。いす式階段昇降機の実物大模型を持って現地に伺うことも可能ですので、狭い階段に取付けられるかがご不安だったり設置した状態のイメージがつかなかったりする場合、まずはお問い合わせくださいませ。(丸地)