Before
ドアの開閉方向も建屋の構造の中で考慮する場合があります。
階段の手前に取付けるドアの稼動方向が、階段側に稼動する場合は階段昇降と干渉することとなり、階段昇降機を取付けることが出来ない場合があります。階段昇降機は介護を必要とする人が階段下まで降りている状態で乗り降りするために、階段下のスペースには空きが必要です。階段下にある階段昇降機に乗り降りするためには、十分なスペースがなければなりません。
After
階段昇降機を取付ける階段の手前にドアがある場合、その稼動方向は階段昇降機とは逆の方向に向かって稼動する設計にしなければなりません。そうすれば、仮に階段手前までドアがあったとしても、階段昇降機とドアが干渉することはありません。ドアを開閉することで人が乗り降りする場所に十分なスペースを確保することができるため、利用する際にも不自由なく利用できます。
ドアの開閉方向も建屋の構造の中で考慮する場合があります。階段昇降機を取付ける階段の手前にドアを設置する場合、そのドアの開閉方向は階段とは逆の方向に稼動させることが望ましくあります。そうすることで、仮に後から階段昇降機などの福祉介護機器を取付けることとなったとしても、取付けに大きな問題なく設置することができます。
